欲望の塊 3rd

古いMacを蘇らせる

MacBook Pro (13-inch, Mid 2012)でAndroid x86

Chrome OSであればAndroidアプリを使用できますが、Chromebook以外へのインストールはライセンス的に怪しい。

CloudreadyであればAndroidアプリのインストール不可。

だったらAndroid x86にすれば良いじゃん!

 

今回はMacBook Pro(13-inch, Mid 2012)を使用します。

全部消えてしまっても良いSSDが入っています。

MacBook Pro(13-inch, Mid 2009)はUSBでのLive起動ができなかったので使用できないと思います。

MacBook Air(13-inch, Mid 2011)はUSBでのLive起動ができたので使用可能と思います。

Live起動の場合はデータが消えちゃうみたいです。あくまでもお試しですね。

 

(1) ISOファイルの用意

www.android-x86.org

からダウンロードします。

今回試してみたのは

android-x86_64-9.0-r2.iso : セットアップ中に強制終了してしまい不可

cm-x86_64-14.1-r5.iso : インストール可能

でした。

 

(2) USBメモリインストーラをコピー

balenaEtcherなどを使用してUSBメモリにISOファイルをコピーしてください。

 

(3) USBメモリMacBookに差してoption起動

ジャーンという起動音が終わる直前からoptionキーを押し続けることで起動ドライブを選ぶメニューが開きます。

MacBookの内蔵キーボードの場合は電源ボタンを押した直後からoptionキーを押下で大丈夫なのですが、Mac miniなどでBluetoothキーボードを使用する場合は上記のタイミングで押さないと認識されません。

 

(4) USBメモリからLineageOSを起動する

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LineageOSを選択

LineageOSはAndroidを独自にカスタムして作られたOSです。

AndroidスマホのカスタムROMでよく使われるOSです。

 

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specified harddiskを選択

手が映り込んでしまってすいません。

specified harddiskを選択します。この後ドライブの選択画面が表示されます。当然ですが選んだドライブのデータは全部消えます。

設定次第では既存OSとの共存もできると思いますが、今回はお試しなのでそこまでやっていません。

 

データが消えても問題なければOKでインストール開始。

数分で終了します。

 

(5) LineageOS(Android x86)の起動

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LineageOS起動画面

こちらの画面が出れば成功です。

この後に言語の選択、WiFiパスワードの入力、Googleアカウントの入力等ありますが特に難しいところはありません。

 

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LineageOS(Android x86)使用画面

ちょっと見切れていてすいません。

cm-x86_64-14.1-r5.isoはAndroid7.1になる様です。ちょっと古いですね。

 

これでAndroid x86が動作する様にはなりましたが、実用性は正直あまりないですね。

これはインストールして起動するまでのプロセスを楽しむものです。