欲望の塊 3rd

古いMacを蘇らせる

Apple Intel Pentium Processorを採用へ

http://www.apple.com/pr/library/2005/jun/06intel.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0607/apple2.htm
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/379314


噂は真実でした。IBMPowerPC G5が性能アップが遅い、熱効率が悪い点などからIntelx86プロセッサへと乗り換えです。
MacOSXは裏の歴史を持ち、全てx86版も作られ、Appleの社内でテストが繰り返されていた。
開発者向けには既にPentium4 3.6GHzを搭載した開発機が用意されている模様。そして1年以内にx86を搭載した最初の製品(Mac miniか?)をリリースするとのこと。
開発者向けマシンはADC有料会員に$999で提供される。有料会員の年会費は$500だから、日本円で20万円弱でこの開発機を手に入れられることになりますね。
しかし、この開発機はなんと呼ばれるのだろう。見かけこそPowerMac G5だけど。ただPowerMacって呼ばれるのかな。それともPowerMac (Intel Inside) とか?

ソフト開発はCocoaアプリケーションであればコンパイルのときにPowerPC用とIntel用の二つをコンパイルするだけで済むと比較的容易な模様。またIntel用にコンパイルが難しい場合はRosettaと呼ばれるエミュレーション技術を使用してそのままx86で動作させることも可能なようです。(ただしこの場合、速度は大幅に低下すると予想される。)


x86で動作するようになることから、既存のPC(Windowsが動いているマシン)でMacOSが動くと考えている人もいるようですが、それは(少なくとも当面の間は)ないでしょう。あくまでもMacOSが動くマシンはMacintoshでしょう。PCで言うBIOSに相当する部分にAppleが何らかの仕組みを加える可能性が高い。
逆にMacintoshWindowsが動くようになる可能性は高いと思います。デュアルブート可能になるかもしれないし、CPUエミュレーションの呪縛から解き放たれたVirtualPCのリリースやWINEなどによって。